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他ジャンルのお絵かきとか、感想色々とか、バトンとか、日記とかです。
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さて、6/9~6/22で行って参りました、アメリカ一人旅。
英語も喋れず、知人もおらず、さらに言うなら金もあんまり無いという、友人知人から呆れたり怒られたり諦められたりする旅でした。
それでもちまちま旅券を買って、宿を見つけて、長距離バスを予約して。
行き当たりばったりを信条に飛び込みました初アメリカ本土。
目標は家から空港までの交通費も宿代も全て含めて20万に収める事。
そして二週間弱の間に、100人の見知らぬ人と英語で意思疎通が出来る事。
そんな感じで行きました。

例によって例の如く、レポっていうより日記です。
大変忘れっぽいので、なるべく事細かに書きます。
なので、とんでもなく長いです。すさまじいです。
更にいうなら、他人の御厚意に甘えまくってます。
感謝はするけど拒否はあんまりしません。遠慮はするけど。
そういうのが不快な方は、旅行タグのものだけ読まないで下さると有りがたいです。

NY前半前後編・DC編・NY後半前後編の五部構成の予定です。
読んでもいいよって方は続きからどぞーw


《出発前》
さて、まずは下準備から。
航空券。これがないとまず旅行が始まらないっていう。
今回は手配がかなりギリギリになってしまい、あんまり安いチケットが取れなかったです。
というわけで往復航空券に空港使用税等手数料入れて10万ちょっと。
ワインが呑みたいという個人的欲求の為にデルタ航空を取りました。
まぁ残ってるなかで一番安かったからってのもあるんですが。
あとはマイルの関係とか、席が早くから取れるとか。
そんな訳でいい感じな席を確保し、兄の勧めで某チェルシーの素泊まり共同宿に予約入れ。
ついでにワシントンにも行きたくなったので、長距離バスとワシントンユースホステルの予約もしました。
ですが、あの、正直、私本気で英語ダメで…。見るのもいやで…。
結局予約するのに数日掛かりました…。ダメなおとな。

で、基本ユースやドミトリーにはでかいトランクとか置けないので、荷物を最大限に減らしてリュック一つに纏めました。
後々これが大問題になるとも知らずに…。
着替えも四日分程に押さえ、後は化粧ポーチとお風呂セットとガイドブック。
それに携帯&デジカメの充電器と落描き用メモ帳だけという軽装でした。
で、最後にタオルにくるんだお酢を投入。
いや私お酢無いと生きていけない人間なので…。
最終的に空港で荷物預ける時量ったら、8キロちょっとでした。
二週間の旅行の荷物が8キロのリュックとかwwと思いましたが、良く考えると更にその内1kgくらいはお酢と瓶だっていう。
どんだけ身軽に旅してんだって感じですね。
で、足早に更新だけして、言ってきますと各方面にメールして。
15時の飛行機だというのに、寝たのは6時近くでした。

《一日目》
遠足前の子供よろしく、8時前には起きた訳で。
そして二度寝したわけで。(お約束)
起きたら10時近くでした。当然叫んださ、ああ、叫んださ!
大急ぎで薄く化粧して(飛行機の中では顔洗えないんで最低限だけしました)、荷物持って飛び出して。
順調に日暮里駅まで来て一息吐いて。
気付きました、ニューヨークのガイドブック持ってないって事に。
いや、ワシントンのは持ってたんですけど。
ニューヨークはぶっちゃけ歩き回る気満々だったのでいらないっちゃいらないんですけど。
空港からマンハッタンの行き方が解らないwww
というところで偶然ホームで知り合った男性としばしお話。
訊けば同じ便に乗るという。とりあえずマンハッタンへの行き方を訊いてみました。
おじさん「タクシーで55ドルくらいですよー。」
…ねぇな。タダでさえ殆ど金持たずに来た訳で。
現金とT/C合わせて9万弱、しかもその内3万ちょいは宿代だという状況。
いくらカードあるとはいえ、初日から55ドルはねーよ。
というわけでメトロで行きたい旨を伝えると。
おじさん「一緒に乗ります?どうせ二人でも料金変わらないから。払いますよ。」
…アナタが神か!!?
という事でJFK空港の荷物受け取り場所辺りで待ち合わせして、おじさんのホテル付近まで一緒に乗せて貰える事になりました。
訊けばホテルの場所も5分と離れていないとの事。
幸先良く他人様のご厚意に触れて、すっかり気分をよくした所に大問題が。
荷物預け場所にて、お姉さんが。
お姉さん「壊れ物等はいってらっしゃいますか?」
私「はい、お酢の瓶が」
お姉さん「は!?…ええと、このリュックですと…大変、割れやすく…」
ですよねー。
スーツケースと違い完全ソフトケースだった為、割れるかも?と言われてしまいました。
ですが、国際線は機内への液体持込制限がハンパ無いのです。
手荷物では持っていけないのです。なので私は言いました。
私「割れてもいいです、積んでください」
お姉さん「…かしこまりました…お酢の瓶入り…ですね?」(困惑顔)
戸惑わせてごめんなさいお姉さん!というわけで無事(?)預かってもらい。
とっとと機内に乗り込みました。
私が選んだ席は非常口のまん前の窓際。
目の前には席がなく、自由に足も伸ばせるし窓際なのにトイレにも行きやすい。
実に最高の席でした。
離陸一時間で早くも呑んだワインがめっちゃ美味しくて、それもまた素敵でした。
で、更に最高だったのが、お隣のスペイン人の男性。
どうやら彼は絵を描くのが好きだったらしく、お互い一睡もせずに一緒に絵を描いてました。
しかも日本語が堪能な方だったので、楽しくおしゃべりしながら遊んでいたら、いつの間にか窓の外は真夜中に。
じゃーちょっとトイレでもいっとくかなーと思って席を立ち、個室に入ったとたんに物凄い地震のような揺れ。
そしていきなりのアナウンス。
『機長に代わりましてお知らせ致します。当機は大変気流の悪いエリアを通過しています。
どなた様もシートに着席の上、お手洗い等のご使用はお控え下さい。
なお、乗務員も一時サービスを中止し、着席させて戴きます。』
…今トイレに居る人はどうしたらば??
とりあえず席戻りましたけども。
でもその後も5分と持たないベルト無し時間。段々諦めてなれました。
あれだね、長距離飛行初めてなんだけども、コレはあれだ。
飛行機じゃないよ、インディジョーンズのアトラクションだ!!(inディズニーシー
てな感じで最終的に楽しんでました。
で、日本出発が9日15時30分くらいだったのに、アメリカ着が9日14時50分という感覚だけタイムスリップを味わい。
空港ではまたしても入国審査が日本語というグアム再来な洗礼(?)を受け、日暮里のおじさんと再会し。
雨の中タクシーでマンハッタンへ。
雨だったので写真は取れませんでしたが、コレが咲ちゃんの通った道かーと思うとドキドキでした。
で、無事割れずに済んだお酢を背負って、ミッドタウンにあるおじさんのホテルまで辿り着きました。
そこでおじさんとサヨナラして、歩くこと五分で着きました、私の二週間だけの家!
天気は空港からずっと雨。いやもうほんと、タクシーが有り難い事この上無かったです。
で、着いた宿はなんていうか、その、すごく…ボロいです…(廊下が)て感じでした。
いや、一泊29ドル(日本円にして2700円弱)なんだからしょうがないよね…と思いつつ。
中に入ったらそこそこ綺麗でした。
とりあえず途中でワシントンへ行くので、最初に六日分174ドル支払い。
宛がわれた二段ベッドで荷物をそこそこまとめ、一度ご飯を買いに外へ。
どえらい大雨に辟易して、それでも結局グラマシーパーク見に行って(徒歩五分でした)。
途中で旅行客に道を聞かれてガチでびびりました。え?そんなにも地元民!?
で、帰りにそこらのデリで5ドルちょい位の量り売りご飯を買って、帰って寝ました。

使った金額:179.85ドル 話した人数:7人

《二日目》
22時に寝たにも関わらず、何故か4時に起きて備え付けのパンで朝食。
8時にはさっさと宿を飛び出しておりました。
NY前半戦は出来れば自分の足で歩き回ろうと思ってました。
が、流石にメトロの乗り方位覚えておいたほうがいいだろうと近所の駅へ。
切符の買い方が解らず右往左往してたら、親切なおじさまが教えて下さり、無事ワシントンスクエアへ。

ここは凱旋門の様なアーチが特徴的で、【アイアムレジェンド】の主人公の家付近て設定で使われてた場所です。
その後近くのワゴンでターキーサンドとコーヒーセットで3.15ドルという破格の朝食を食べました。
NY(だけでなくワシントンもでしたが)には沢山のワゴンがあって、食べ歩きには困らないです。
味も凄く美味しくて、コレで3.15ドルなら凄い安いなって思いました。
で、NY大学の敷地内でスズメと一緒に食べて。
歩いて【エデン劇場版Ⅰ】でお馴染みアンジェリカフィルムセンターへ(徒歩10分ちょいでした)。

まだ閉まってたので写真だけ撮って、スプリングstまで歩いて電車でブルックリンへ…。
と思ったら逆方向に乗ってた!ので14stで逆方向へ乗り換え…たら今度は座れず。
旅の最後の方ではなれたんですが、この時は兎に角揺れるのがきつくて、マトモに立っていられず。
そしたら何故かスカートを履いた黒人男性二人が、快く席を譲って下さり。
更には傍にいた黒人女性が気さくに話しかけて下さって。
ガイドブック(黒人さんには注意)を信じかけていた私はまるっと改心
まだ英語が喋れずコミュニケーションが取れなかった私に笑顔で話しかけて下さった皆様に恩を返す為にも。
どんな人にでも積極的に話しかけようと心に決めました。
コレがまた後々色々引き起こす訳ですが、まぁそんな事は置いておいて。
クラークstまで電車に乗って、下車後ブルックリンブリッジのプロムナードへ。



いわずと知れた、【エデン劇場版Ⅰ】の「なーにしてんの?」の場所です。
因みに赤い屋根の白い小屋みたいなのは、ブルックリンアイスというアイス屋さんでした。
折角だからと食べたのですが、もう、すっごい美味しかったですwww
で、途中でアンケートのおじさんに話しかけられたり。

「俺、飯沼だけど?」の場所で写真を取ったりして。
ブルックリンブリッジを歩いて渡りまして。



一息ついたところで気付きました。
…トイレ…なくない?
後でわかった事ですが、NYは防犯の為殆どの公衆トイレ、特に女子トイレは機能してないらしいです。
で、何処に行ってもトイレがない。どうしていいか解らない。
追い詰められた私は、思わず銀行に駆け込み、そして係員さんに訴えました。
「I need a bathroom!」
凄い優しい笑顔で案内されて、最後には「Have a nice trip!」とか言われて、恥ずかしい事この上無かったです。
とりあえず迷子になりつつも当初の目的=歩くを決め込み、911跡を見てウォール街へ。
その後トリニティ教会へ。

ここは【ナショナルトレジャー】で最後のお宝がある地下通路に続く道があるところです。
で、ウォール街の牛を見て、バッテリーパークへ。
自由の女神は余りにも混んでいたので後日に回し、近くの市でチェリーパイをゲット。
アメリカのお菓子は甘いという偏見があったのですが、普通に果物の甘さだけで凄く美味しく食べられました。
で、一番のメトロに色んな意味でwktkしながら乗って、ハウストンstで下車して再びアンジェリカフィルムセンター。
コーヒーとクッキーを食べながら掃除してる人にこっそり滝沢と名付けてニヨニヨし。
歩いてチェルシーマーケット目指し。
途中で清掃員をしているという黒人のおじさんに話しかけられ、先ほどの決心を早速実行して頑張って英語で話したところ。
おじさん「女の旅行者で一人で徒歩でダウンタウンは珍しい。地下鉄に乗ったほうがよくないか?」
私「お金が無いので歩くほうがいいです。それに優しい人が多いから怖くない。」
おじさん「そうか、まぁ最近は安全だからな。けどお金が無いならそれくらい上げるから、大変なら地下鉄に乗りなさい。」
…カモられるどころかお金あげるとか言われてしまったっていう!!
勿論お断りいたしましたが!!
おじさんに「頑張ってな~!」と応援されながら、途中雨に阻まれつつもチェルシーマーケット。
うん、なんか可愛いお菓子とかあるけど、全体的にそんなに興味な…(コラ!
とりあえず折角10AVに出たので、例のタクシー操車場目指して北上。
あの、うん。ロケハンですら危なかったって、ダテじゃない。
旅行者どころか一般人すらいない、いい感じにアレな感じのエリアでした。
なにこここわい。
でも折角だからと頑張って行ってきました。
倉庫街に女一人、しかも明らかにアジア人。そうとう目立ったろうなぁと思います。

とりあえず写真だけ撮ってマーケット軽く巡って宿に戻りました。
そしてこの時、残りの日程の全てを決める出会いをする事に…。
宿には今日着いたばかりだという綺麗なお嬢さんが一人。
名前はIちゃんといい、明るい気さくなリア充でした。(褒め言葉)
で、早速二人で意気投合して、宿の管理人さんに聞いた日本食の売ってるマーケットを探してブライアントパークまで歩き。
なかなか見付からず段々意地になってきて、最終的に『素麺の旅』と呼んで歩き回りました。
ブライアントパークにはメリーゴーランドもあったのですが、ゴールデンリングは付いていませんでした。

セントラルパークのにもないらしいしね…。有ったら子供に混ざって必死で取るのに。(ヤメロ
で、素麺の旅もなんとか別のスーパーの店員さんのお陰で終了し、途中で酒を買って宿に。
ご飯を食べてたら、第二の運命の出会い。ちょい年下の男の子で、名前はS君といい、その場で意気投合。
三人でご飯食べてそのまま夜のタイムズスクエアへ。

なんかもう、凄かったです。新宿のタイムズスクエアとか、ハラキリして詫びろってくらい凄いです。
PJ版【キングコング】でコングが飛び出してきた場所もありました。



ちなみに実際はハードロックカフェになってました。
で、散々凄い凄い言いまくって、またしても酒を買って宿に帰り、色々話して寝ました。

使った金額:28.44ドル 話した人:17人(累計24人)

《三日目》
朝起きてまたパンを食べ、42stを東に進んで、イーストサイド方面からクライスラーを撮ってみました。

こんなシーン、【エデン劇場版Ⅰ】に有ったよね!?みたいな。
で、グランドセントラル駅を撮影。
中はまた今度入れるとして、次はシェラトン見に行こうーと思ったんですが。
ガイドブック忘れたから場所がわからないっていうwww
人に聞いても解らないというので、諦めて先にセントラルパークへ。
頼まれた写真を撮って、さて、別の写真も…と思ったら。
見事に迷子になりましたっていう。
途中で地図をゲットしたり、地域住民さんに髪の長さを褒められたり、色々しながらなんとか池へ。
とりあえず池探せはお目当ての【キングコング】のスケートしてたとこも見付かるだろと思ったんですが。
なかなかないね!ついでに頼まれたアーチもないね!!足痛いね!!
というところで、何故か池でボートを漕いでた黒人のお兄さんが気さくに声を掛けて下さり。
お兄さん「Come on!」
私「OK!」
と、二つ返事でボートに飛び乗りました。ええ、何も考えてないのはいつもの事です。
乗った後で、「あれ、これ法外な料金請求されたらどうしよ?」とか思ったのですが。
「勿論無料でいいよーw」とお兄さん。大喜びで漕がせて貰いました。
その後キングコングの池を探して歩いたり、馬に触ったり、シェラトン見つけたり。
42st駅で【ゴースト・NYの幻】のサブウェイゴーストが居たホームだーwとか言いながら写真とったり。
途中で道聞いたり聞かれたりして、結構話せるようになったんじゃね?と過信して。
昼食にとサブウェイ(サンドイッチのね)行ってみたんですが、コレが通じない。
思わず荷物纏めて日本に逃げ帰るレベルで通じない。
べジーデライト一個すら買えないとは…と半泣きだった私に、後ろから神の声が!
振り向くとそこには微笑みを称えたナイスミドルが!!
ナイスミドル「何買うんだ、譲ちゃん?」
私「べジーデライトの6インチを…」
ナイスミドル「OK、任せときな」
というわけで代わりに注文して頂き、「旅行者だろ?気をつけて頑張りな」と言って頂き、マジで大歓喜!
英語喋れない人には厳しい国だと聞いたけど、全然そんな事なかったです。
皆優しいよ!!すごい嬉しいよ!!
で、ホテルでご飯を食べて、再びグラマシーパーク周辺へ。
IちゃんとS君と合流して、三人で夜のブルックリンブリッジへ。
いや、もう、ほんと、これぞNYみたいな!!(帰国後母が同じ事を言ってました)

途中若干通っちゃいけない(治安的な意味で)エリアを通っちゃってやばかったりしましたが。
特に何もなく咲ちゃんと滝沢くん再会の場所から夜景をバシバシ。



その後また酒帰って帰って、宿で皆で飲んで寝ましたw

使った金額:18.09ドル 話した人:19人(累計:43人)

これにて、第一弾を終わります。
こ、これでも長い…。
もっと分けるべきでしたね…すみません。

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