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六日目。
いよいよもってこの旅行日程も半分となってまいりました。
自分のために書く日記とはいえ、こんなんばっかりですみません。
拍手もちゃんと受取っております。
帰ったらきちんとお返事&更新いたしますので、どうぞ今しばらくコレにお付き合いください。

それでは読んでやってもいいという方は続きから。
いらねーよという方は6/4の帰宅以降までお待ちいただいた方がいいかもしれません。
こればっかですいません。でも楽しかったという事を忘れちゃいそうなので…。

さて、憧れの高千穂の朝。
朝食を7:30にお願いし、6:00前に起きて身支度。
朝の散歩がてら天岩戸神社と天安河原へ行きました。
この岩戸神社というのは、二つの宮に分かれていて、旅館の隣に天照が住んでいたという宮。
川をはさんで対岸に、天岩戸の現物を拝める神域を祭る宮。
その奥に天安河原があります。
知名とかを簡単に説明しますと…。

姉弟喧嘩の末にキレた女王様が、ヒッキーになった部屋が天岩戸。
その女王の機嫌を治すべく、みんなで策を練ったのが天安河原です。
(端的過ぎだ)

天安河原は犀の河原の様に、石を積む風習があります。
でも意味合いは真逆で、ここでうまく積むと願いが叶うそうで。
私は今までこの旅行がすごく運が良かったので、これからずっとこれくらい運がいい人生でありますようにと祈りました。
今のままが一番幸せって、ある意味最高だと思います。
で、宿に戻って朝食。
荷物だけ置いて再び天岩戸神社へ引き返し、宮司さんにお願いして天岩戸遥拝所へ案内してもらいました。
無宗教だけど基本的に超常現象が好きな私は、たまに人に見えてないものを見ていたり、感じていたりするんですが。
そしてそうだと気付かず「さっきの○○変だったよね」とか言って「何それ?」と言われるんですが。
そして初めて怖くなるタイプなのですが。
つまり自然すぎて他の人に見えないということに気付かないわけで。
たまに感じるざわっとする緊張感とかを、そういう場所でわけもなく感じたりもするんですが。
今回はなんかふんわり暖かくなってびっくりしました。
さすが太陽神。(そういう問題か?
で、同じ旅館に泊まっていた親子連れと遭遇。
成り行きで一緒にタクシー貸切で観光することに。
そしたら一人3000円位で済むわけです。
いろいろ穴場も知ってるみたいだし、安くすむし、話してて楽しいし。
ラッキーラッキーw…と思ったのもつかの間。

「私江原さんの番組を見て、あ、私ここへ行くべきなんだわwと…。」
「私もですよwスピリチュアルあふれてますよねw江原さんが紹介してるんだから」

私以外ものの見事にエハラーです本当にありがとうございました。
どうにもああいう手合いは胡散臭いの一言な私。
大体江原は死んでない人の幽霊見たり、うまくいってる経営貶めたり、シナリオ作ってやりたい放題だという知識しかなく。
今のところ良いイメージを持ってないわけで。だがそれを匂わす訳にはいかない。
かといってそっちの話題振られてもどうしようもない。
何故なら彼女たちは、私の事もエハラーと思っているらしく。
『ニュースとスポーツしかTVを見ない、古事記マニア』って言い続けてなんとかエハラー疑惑を回避しました。
私みたいに子供のころから神の国に憧れてる私みたいなのも、かなりの低確率でいるんだぞと言っておきたいです。

いよいよチェックアウト。
古代米のおにぎりのおみやげまでいただいてしまいました。素敵過ぎるこのホテル…w
宿の車で出発し、一度バスセンターへ荷物を置きに。
その後高千穂峡を遊歩道で堪能。
そのまま急斜面を通りつつ高千穂神社へ。
そこでタクシーと待ち合わせて、目指すは穴場の秋元神社。
国常立神を祭るものすごく山の上にある、ものすごく管理状態を評価しづらい神社でした。
んで、そのあと二上神社、国見が丘を通って、シメは天真名井周辺。
軽くご飯を食べ(というかおごってもらいました)、高千穂にもう一泊するというNちゃん(最初に友達になった子)と別れて、16:36のバスで高森中央へ。
高千穂から阿蘇へ向かうルートは一日三回しかないので、結構あせりました。
熊本空港まで行くという仲良し親娘さんともお別れし、高森駅から阿蘇へ。
で。
途中立野で乗り換えて、特急に乗って阿蘇へ。
つーか普通で行こうと思ったんですが、特急料金たった300円というので、喜んで乗りました。
阿蘇につくと、そこには雄大すぎる自然。巨大な山が大量発生状態。
関東平野に住む私にとって山はやっぱり不思議な感じです。
ユースホステルの場所を地図で確認、ためらいつつ歩き出すと(迷子癖があるから)、明らかに同じ所へ向かうっぽい外人さん二人連れを発見。
どちらからともなく話しかけ、一緒に向かう事に。
カナダ人の兄弟だという二人。名前はDさんとTさん。
兄のDさんは23歳で、弟のTさんは20歳。
と、そこまではわかるんですが。
聞き取りは出来ても一切話せない私。こんなことなら英語ちゃんとやっとくんだった。
それでもなんとか単語とジェスチャーを駆使して異文化交流しながらホテル到着。
ユースホステルなので素泊まり。その代り安い事この上ない。2850円とか!安!!
で、部屋へ行こうとすると、Tさんの方が「レストランが駅近くにあるらしいから行かないか?」と誘ってくれました。
本当はパンを買ってきてはいたのですが、明日のお昼にするんでもいいかなと思い、ついていくことに。
あたりはすっかり真っ暗。しかも道沿いにお墓。延々お墓。
基本的に墓が苦手な私。(好きだという話も珍しいけど)
物音にいちいちビビってると、Tさんが笑って、

「何かあったら二人で守るから君は一緒にいるのが一番安全だ」

と言ってくれました。
うん、あのね、だからね、聞き取れるけどね、話せないのね。
そんだけかっこいいこと言ってもらったのに、「サンキュー」しか言えませんでした。
だからあれほど英語真面目にやっとけと。
レストランでは宮崎で食べ損ねたチキン南蛮を食べました。
料理を待ってる間ずっと、彼らの持ってきた日本語ガイドとにらめっこで会話していました。

とりあえず一番衝撃だったのが、その本に
『この街の夜はゲイにとって安全ですか?』
という質問文が日常会話として載っていた事です。
多いのかねやっぱり。

日本語の勉強のお礼だと言われ、Tさんにご飯とアイスをおごっていただきました。
んで、ホステルへ帰宅。
明日のバスを調べていると、またTさんが
「明日も一緒に行こう?」
と誘ってくれたので、考えなしにOK連発。
そしたらいつの間にか阿蘇の中岳・高岳に登る事になっていたようで。
一瞬断ろうかとも思ったんですが、友人が阿蘇の写真ほしいと言っていたのを思い出し。
高いとこから取った方が綺麗かなと思って、頑張ってついていくと決めました。
んで、朝早い予定なのでお風呂入って速効寝ました。
その夜は二段ベッドが4つもある部屋を一人でつかったので、ちょっと怖かったです。

七日目、普段着登山チーム結成!へ続く。

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