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ちゃんと榎木津かお嬢さん二人を描こうと思っていたのにペンタブの調子が悪く、仕方なく匣を描いてみました。
まあ或る意味お嬢さん描いてるんだけど…ってそういう問題じゃない。

また最終日(新宿的な)に行こうと思ってるんですけれど、まずは一回目の感想に行って見たいと思います。
それでは、続きからどうぞ。

姑獲鳥のやるせなさが消せない記憶として重く圧し掛かっている中、大変遅ればせながら見てきました魍魎。
原作シリーズの中で何よりも愛している作品なので(勿論他の作品も大好きですが)、その分映像化が怖くてしょうがなかったわけで。
…まぁ理由はあえて言うまい、姑獲鳥とか言うまい、恐ろしく短い目眩坂とか言うまい。
誰が実際うぶめを飛ばせと言ったのかと小一時間(ry。

まずこの作品の映像化に当たって、ストーリーが大幅改正されていると聞いた私は、原作をもう一度読み直し、絶対に外して欲しくない所を箇条書きにして頭に入れていくことにした。
勿論姑獲…じゃなかった、某映画のお陰で高々二時間かそこらに過度な期待をするのは申し訳ないという事は理解している。
でも絶対に外せない!という超個人的なポイントがやっぱり有るわけで。
や、勿論他の方にはどうでもいいものも入ってると思うのだけれど、やっぱり譲れないものってあるわけで。
一応それを書き出してみる。

・加奈子を突き落とすのは頼子。
・犯人は久保竣公。
・榎木津はカッコイイ。どんな意味でもいいからカッコイイ。
・『ほう…』って言ってくれ!!
・陽子が美馬坂を愛してる。
・美馬坂も最期は陽子を愛してる。
・加奈子は美馬坂と陽子の娘。
・美馬坂と陽子は父娘。勿論実の。

最初の二つはどんだけ製作サイドを信じてないのかと!
つーか美馬坂と陽子ばっかりだし。
どんだけ近親ネタ好きなのかと。
はい、好きです。ごめんなさい、大好きです。
双子とか死ぬほど好きです。母親と息子はきもいのにな…なんでだろ。(知るか
でも陽子が美馬坂を物凄く愛してて、美馬坂はずっとそれを否定してて、それでも最期には何もかも捨てて応えてくれるのが、すっごい好きなんですよね。展開的に。

それではそんな阿呆な望みをかけて、見てみましたよ本編。

のっけから榎木津!
ちょ、ほんとカッコイイな!!(早
途中で死にかけの久保を拾います。アレ?久保って戦争行ってたっけ??かなーり若いと思ってたのだけれども…。
…うん、行ってない、行ってないな。行ったのは父親だった、うん。(原作読み返した
照明弾のエピソードもかかれて、早くも榎木津主体の映画と理解。
木場修も好きなんだけど、宮迫がね…どうも合わなくてね、イメージに。
それいったら阿部もビスクドールには程遠いんだけれども。
匣の中の娘より箱の中の虫たちの方がよっぽどきもかったデス。
うぞうぞ動くなぁぁぁぁ!!!うぎゃあああああああ!!!!!(虫嫌い

時も場所も変わって七年後東京。…近いな戦争…。
世間は号外で猟奇殺人について騒ぎ、鳥口の会社の抽斗には4本の右腕がみっしりと詰められてたり。
加奈子が生きてるのにバラバラは出ている。この時点で本当にかなり話が違うと理解。
上に上げた点の無事が気になる。主に近親そうk(ry
他にも堂々と絹子ラブな木場とか、絹子に会ってガクブルな木場とか、違和感は果てしない。(木場ばっかじゃん
けど、やっぱり話を変えまくっただけあって、敦っちゃんの基地外演技とか、凄いよかった。
つーか京極の家に鳥口がはじめて来た時の、あのみんなの仲良しアピールは何なんだ一体。(笑
榎木津がそんな事でアピールするとは思わなかった…。だって、「僕らの関係」って!!
お前らホント仲良いなヲイ!!
この辺の雰囲気はむしろ榎木津の短編のそれに似てますね。特に風の方。

そして頼子を連れ去る久保、感づく榎木津。
この辺の描写が、好き嫌い分かれそうだけど私は好きでした。
原作の頼子はぶっちゃけ保身ばっかりであんまり加奈子に対する謝罪とかが無かった感じだったので、後悔と悔恨にまみれた彼女は、凄いよかったです。
勿論人間のリアルさ溢れた原作版頼子も大好きですが、やっぱり少しはそういう気持ちがあってもいいと思うんだ。

一人久保を追い詰める榎木津。だが見つかるのは頼子の靴と切断されたばかりの腕。
漸く発見した頼子自身は既に両手足が無い瀕死状態。
で、そこで久保と揉め合い負傷、馬乗りになられてあわや殺されるかという所で、どうやってか這って来た頼子に助けられ一命を取り留めるも、なんだか重症。
その傍で静かに絶命する頼子。そっと手が伸びて、榎木津の指がそっと、頼子の髪を撫でる。
………。変だと思いますがごめんなさい、ここで号泣でした。(おかしいよ!
原作の頼子は全ての引き金である加奈子殺害未遂事件の犯人で、だからそれが元で起きたバラバラで死んでも、自業自得な面が大きくて可哀想だったんですが。
私の中では、その罪は榎木津を救った事と絶命とでそれなりに償いになったんじゃないかな、って思ったり。
で、その赦しの象徴が、あの榎木津の手だったんじゃないかな?と。
かなり妄想ですが…。でもほら、榎木津は神だし!!うん!!

で、敦ちゃんを締め出してまで(笑)男三人で色々語ったり。
どんだけ仲良いのかと!!
その後久保を追って箱館へ。
この箱館すごいよ、うん。内部は『ちょっと広すぎじゃね??』と思ったけど、外見はかなりよかったです。
まぁうっそうと茂った森の中に唐突にあってもよかったんだけど。
あれは目立ちすぎだろう。でもかっこよかったからいいかな…と。
久保を『救う』榎木津。陽子を守りたい木場。美馬坂と陽子を救いたい京極堂。
………関口は最後に京極を助けるっぽいからいいとして、青木と敦っちゃんは何しに行ったんだろう…。(言っちゃダメ
陽子は美馬坂を義理の父といい(ええええええええ!!?)、彼だけを愛していると宣言。
最初は拒絶した美馬坂も、最期は彼女だけはと愛弟子(?)に娘を託し、箱館と共に臨終。
シメは加奈子の『ほう…』で終わり。

なんかね、全体的に最高でした。二日と間を空けずもう一度見る約束をしてしまったほど。(見すぎ
かなりグロいかなー?と思ってたんですが、切断面があまりリアルじゃなかったので(そりゃそうだ)大丈夫でした。
まぁ陰陽師よりましですが。あれはもうハムの切り口並…。
むしろうわって思ったのは、両手足ないまま這って来る頼子と、冒頭の虫ですね。(だからどんだけ虫嫌いなんだと

ただ、やっぱり残念だったところもあります。
まず、加奈子が本当に自殺しそうな感じだったこと。(一つになるって、一緒に死ぬって事だと思いました
あと、何が何でも、美馬坂が陽子の義理の父な事!!
いーやーだー!実父がいいー!!

……まぁそれでも、あの榎木津の『なで』でかなりプラスポイントだったので、そんなに全体の評価に影響は無かったです。
でも出来れば近親●姦が(黙れと

次に一緒に行く方は原作を知らない方なので、どんな風に思われるかが凄く楽しみですw
ではまた次みて感想変わったら書きます。

阿呆な長文にお付き合いいただいて有難う御座いました。

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