たまには

真面目に学生してる時もある。
人類学の派生で医療系授業も取っているんですが。
内容がまんま月蝕なんですけど！！
音楽療法とか絵画療法とか祈祷とか儀式とか！！
その辺はロボトミーとか含め一通り教授に聞いてたので、授業がすっごい楽でした。
私スピリチュアル(笑)とか占い(笑)とか大嫌いなんですが。
タタリやらサワリやらは結構信じてます。
科学で説明出来ないものの半分は嘘で、もう半分は現代科学が未発達である証明だと思ってます。

しかし、授業で祈祷事例とか見てると、昭和３０年代日本某所とかなんですよね。
月蝕の舞台が1980年代とすると、耀ちゃんや長さんが亡くなったのは1970年代後半。
享年はおそらく２９なので、彼らの生誕時期は1950年以前。
戦後すぐですよ。ゴジラより年上ですよ。（初代ゴジラ公開は1954年）
しかも島です。おそらく田舎です。
そら祈祷もすれば儀式もするし、民間療法最盛期ですよ。
月蝕の世界観が全く間違ってない事がすごい証明されました。
初代ゴジラを見る限り、日本の科学や医療があまり進歩的だとは思えませんし。
なにしろガイガーカウンター振り切れてるとこにぞろぞろ平服で調査に行ってるしね。

現代では例えば呪術で人を呪い殺したとしても、不能犯として罪には問われません。
なので多分夜神月は罪に問いようがないし、足立刑事はせいぜい婦女暴行未遂にしかならないでしょう。
でもやっぱりこういう文化的側面からの医療や犯罪を学ぶのは、とても楽しいです。

とか云っといて一番びっくりしたのは、耀ちゃん生きてたら60歳て事です。
アラシーですよアラウンドシックスティ。
まぁ零シリーズに関してはそんなこと今更ですけどね。
深紅もアラフォーですし。