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まだ7/4ですよ何言ってるんですか?
まだホンの31時半じゃないですかw


…すいませんでした。
ちょっと色々ありすぎてそもそも日付変更前に家に帰れなかったっていうね…。
でもやっぱり74の日は祝いたいので、続きにSS載せてます。

旅行=生きがいとはいえ、長期にわたって休みほぼ全て返上で無理矢理休暇二週間もぎ取るのは無理があったなと思ってます。
毎日殆ど眠れないわ…。
それでも行きたかったんだからしょうがない。
私という人間はそういう人間だしね。


続きで74~。
短いですすいません。

「好きだよ」

悪戯めいて言う声は完全にからかう時のそれだ。
そんな事解りきっているのに、大好物のはずの煙草でむせた。

「何?驚いたの?」
「なわけあるかバカ」

お前の手の内は見えてんだよ。
そう言い返すと、つまらなそうに肩をすくめる。
変わらない目線の少し下、薄めの肩に掛かる銀の髪はさらさらと流れて。
梅雨空の切れ間から射す青い光を反射していた。
蒸し上がる様な暑さの中でも、世間は節電をわめき、なんとなくエアコンのスイッチに掛ける手を阻む。
開け放った窓と扇風機の風だけの空間は妙に熱っぽくて、色気があった。

季節に似合わない長い髪。うっすら汗ばんだうなじに張り付いて見える。
暑くないのか?そう聞いた事もあるけれど、この髪型が気に入っていると返されただけだった。
それはまるで、自分の姿を変える事さえも、何かしらの変化をもたらす切欠として、この場所に何かを起こすんじゃないかなんて、心配しているみたいだ。
そこまで考えて、近藤は小さく頭を振った。
それはない。流石に。
この目の前の若く狡猾な男は少しだけ脆いところがあって。
時々冗談とも本気ともつかない戯言を言って。
けれどもそんな女々しいことを、流石に。 それは、流石に。
10近く違う年齢の壁に苦戦する思考は、当の本人の声に遮られた。

「ねぇ」
「何だよ」

不意に目を逸らして。顔ごとそっぽを向いて。
唇は確かに何かの音を発する準備を形作ったのに。
肝心の声は結局聞こえない。
電気もつけない室内では、さしもの月明かりも読唇には足りなくて。

「何か言ったか、篁?」
「…ううん、別に。気にしないでよ」

首を振って立ち上がるその時に。
カオルが小さく溜息をついた気がして、思わず追いかけた視線の先で。
若い男の細く長い指は、カレンダーの今日の日付を撫でた。

「ただ、僕と貴方の日だな、って思っただけ」





オチも何もなくてすいません限界です…。
仮眠して仕事向かわねば…(過労死まっしぐらwww

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